「優しさと未来を形にする」知育玩具ブランドとして生まれたPoco a poco。
人にも地球にも優しいものを考えて、
「もみ殻」を使ったリサイクル可能なおもちゃ「にじいろシリーズ」ができました。
Poco a poco の工場見学
~にじいろシリーズができるまで~
pocoちゃん
ものづくりが好きなクマの子です。
Poco a pocoの「にじいろシリーズ」に登場しています。
今からpocoちゃんと一緒に「にじいろシリーズ」ができるまでを見ていきましょう!
ものづくりの街、 東大阪
ものづくりの街、東大阪に生まれたpocoちゃん。
ものづくりには、様々な材料が使われていることをpocoちゃんは知っていました。
プラスチックもそのひとつ。
プラスチックの問題
プラスチックは軽くて、いろいろな形を作ることができる材料です。
とても便利ですが、ゴミとして捨ててしまうと地球が汚れてしまいます。ものづくりが好きなpocoちゃんは、地球に優しいものが作りたいと思っていました。
つくる責任、つかう責任
地球に優しいものを作ることは、みんなの豊かな生活を守ることにもつながります。
pocoちゃんは、つくる責任をちゃんと持って、みんなのためにものづくりをしようと考えました。
田んぼで見つけたもの
ある日お散歩に出かけたpocoちゃんは、大きな田んぼにたどり着きました。
たくさんの稲が成長していて、もう刈り入れの時期です。
おいしいお米と「もみ殻」
おいしいお米は、もみから「もみ殻」を取ると出てきます。お米はみんなの食卓へ。
では取ったもみ殻は一体どこへ行くのでしょうか?
捨てられてしまうもみ殻もある
残念ながら、捨てられてしまうもみ殻もあります。
pocoちゃんはもみ殻を使って「捨てないものづくり」ができないかな?と考えました。
もみ殻とプラスチックを合わせてみよう!
pocoちゃんはひらめきました!
捨てられてしまうもみ殻と、プラスチックを合わせたら素敵なものができるかも!
「捨てないものづくり」を目指して、一歩踏み出します。
楽しいおもちゃを作ろう!
pocoちゃんはたくさん考えて、みんなに楽しんでもらえるおもちゃを作ることにしました。
ペレットを用意する
もみ殻とレジン※を混ぜて、おもちゃの元となるもみ殻レジンの粒、「ペレット」を8色用意しました。
※プラスチックは「レジン」とも呼ばれます。
設計図を描く
まず、設計図を描きます。
どんな形にするのか、サイズはどのくらいなのか、細かいところまで決めます。
金型を作る
次に、設計図をもとに型を作ります。
これを「金型」といいます。
成形機で形を作る
金型を「成形機」という機械にセットします。
この機械でペレットをトロトロに溶かして金型に流しこみ、冷やして固めることで形を作ります。
完成!
形を作ったら、トロトロのもみ殻レジンを流しこんだときの通り道の部分を切り取ったり、おもちゃを完成させるために、ここから組み立てたりするものもあります。
切り取って使わなかった部分は、リサイクルして、またおもちゃの元にします。
みんなのところにお届けする
ていねいに心をこめて箱につめて、みんなのもとへお届けします。
遊び終わったあとはリサイクル
遊び終わって使わなくなった「にじいろシリーズ」があったら、ぜひpocoちゃんに送ってください。
色別に仕分けをして、また新しいおもちゃに生まれ変わることができます。
リサイクル可能で人にも地球にも優しいおもちゃ「にじいろシリーズ」はこうして、生まれました。
優しさのつまったおもちゃがもっと多くの人に届きますように。